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REPORT
マイクバレリーのデモが予想通り素晴らしかった。
Street Plant Japan Tourで来日中のマイク・バレリーがデモを行うということで、横浜日産スタジアムのスケボー広場は老若男女、マイクを一目観ようというファンで溢れかえっておりました。特にチームや団体でデモを行うでもなしに、ただマイク・バレリー1人でここまでスケーターが集まるってのが凄い。
1時間以上にも及ぶ、ファンとのサイン&記念撮影を経て、ようやくパーク内で滑り出したマイク。だだっ広い新横パーク内で真っ先に向かったのは、バンクでもクォーターでも無くウォールというところが流石。ウォールライドとハンドプラントのコンビネーションでここまでファンを魅了させるマイク・バレリー、やっぱり生粋のプロスケーターだと痛感したのであります。
あらゆるセクションが充実した広〜いパーク内のほんの一画のみで完結したデモでありましたが、その内容がマイク・バレリーそしてStreet Plantという名に相応しい内容であったと、思います。
そーいえば、こんな陸橋の下のちっぽけなスペースでひたすらウォールウォークやホーホープラントをする映像を観たことがあるような…。
一瞬、ここ新横浜のスケボー広場がNJやNYのストリートスポットだと錯覚してしまったのは恐らく私だけだったと思います。
そんなマイク・バレリーが手掛けるStreet PlantのTシャツ・パーカなど、既に絶版のモデルも若干数ではございますが販売しております。
ラインナップはこちらから。Thanks Mike.
EVENT GUIDE
マイク・バレリー来日
SKATE TUBE
STREET PLANT: Mike Vallely: Scum Hole (2015)
X Games Real Street Video Contestだと?
6/17だぞうです。
PRODUCT SCOPE, SKATE TUBE, 特集NOW
マイク バレリーへの質問10
昨年9月よりStreet PlantをONLINE SHOPで販売させてもらってますが、 今年に入ってからマイク・バレリー氏本人との直接のやり取りが続いたのでいろいろなことを聞くことができました。 なにせMIKE Vといえば私がスケートにどっぷりとハマったときには、既にプロとして活躍していたのに未だ現役を貫いている。44歳という年齢にも関わらずストリートスケートをデモンストレーションできるプロスケーターは彼しかいないと思います。 そんなMIKE Vが先日タンパにて行われたプロコンテストに登場し、ワンマンデモを行ったのは記憶に新しいところ。その翌日に自身のSNSを通し、コンテストからは退く意向を発表しちょっと話題になりました。 この質問はちょうどタンパからロングビーチに戻って間もなく回答をもらったものになります。
Tampa Pro 2015
Q.1
30年近くプロスケーターとして活躍しているあなたの存在は、1人のプロスケーターがとても長い期間、現役でいれることを証明したと思います。しかしそれは常人には想像できない強靭な体力と精神力を養ってきたからに違いないと思います。長きに渡り第一線で活躍し続けるためにトレーニングしてきたことがあれば教えてください。フィジカル面とメンタル面でそれぞれあれば是非。
MIKE V:スケートボードのために何かを鍛えたりしたことは本当に一度もないんだ。ただスケートしているだけさ。そして常にアクティブに動くように心がけている。あとは規則正しい食事と適度な運動をする。俺にとってスケートすることが若くいられる根源なんだと思ってるよ。
Q.2
Street PlantからリリースされたBarnyardのリイシューボードは凄い人気ですね。あなた直筆サインとシリアルナンバー入りなので、乗らずにディスプレイする人が多そうです。でも乗るなら他のパーツもオリジナルにこだわりたいです。参考にしたいので89年当時のセットアップを教えて貰えませんか?
MIKE V:オリジナルのセットアップはさすがに覚えてないよ。オレはギアにこだわらない性分なんでね。その時々で使うべきものを組み合わせて乗っていたよ。
SPEED FREAKS ’89
Q.3
では、今現在のセットアップは?
MIKE V:今は57mmのウィールと149のトラックを組んでいるけど、もうちょっとワイドなトラックでも良かったな、159とか。足回りを損なわないように薄めのライザーパッドも入れてるよ。ベアリングはいつもBones Swissだね。今はレールは着けてないよ。
Q.4
バーンヤードのグラフィックは、ヴィーガンや動物愛護がテーマになっているけど、あなたは今でもヴィーガン、あるいはベジタリアンですか?
MIKE V:今はもうどちらでもないよ。このグラフィックからは、当時の俺がより深く、特別な何かを模索していた様子がうかがえるね。かつての俺は何かを制限することで新たな何かを見いだそうとしていた。しかし菜食という制限はオレには向いていないと分かった。でもこのグラフィックと掲げているメッセージは今でも気に入ってるんだけどね。
Q.5
これだけの長いキャリアの中で、多くのビデオやコンテスト/デモの記録を残していますが、自分が最も気に入っている、又は思い入れの強いフッテージやコンテストがあれば教えてください。
MIKE V:特にお気に入りはもたず、常に今を楽しむようにしているんだ。今この瞬間、自分のスケートがベストであるよう心がけてきたよ。
Rubbish Heap ’89
Q.6
もし無人島に1トリックしか持っていくことができないとしたらどんなトリックを選びますか?
MIKE V:トリックは持って行かないよ。俺はお気に入りのトリックを持っていないんだ。俺にとってスケートボードとは、その瞬間を表現する手段であって、トリックをメイクすることではないんだ。
Scenic Drive ’95
Q.7
現在のスケートボードのシェイプのルーツといわれるバーンヤードがリリースされた89年以降、ボードのシェイプは進化を遂げ、スケーターの表現方法も今なお進化し続けていますね。あなたはその過程をプロスケートボーダーという目線で見続けてきましたが、その間であなたが最も印象的だったエピソードを教えてください。
NATAS, MIKE, GONZ ’87
MIKE V:1989年以降に起こったことなんて沢山ありすぎるよ。とにかく、その発展に貢献できたこと、そして今でもシーンにいられることをとても嬉しく思っているんだ。そして80年代中期にストリートスケーティングが誕生したこと。それこそが、俺にとって最も革命的な瞬間だった。全てはその時の発想の精神から派生していったんだ。
Cover of THRASHER MAGAZINE August ’86
Q.8
STREET PLANTの今後の展開について教えてください?
MIKE V:楽しみながらやっていくだけさ。
Q.9
今年中に来日はありそうですか?
MIKE V:まだ分からないが、またいける事を強く望んでいるよ。
Q.10
最後に日本のファンに一言
MIKE V:
SKATE AND ENJOY. THANK YOU!
1281 ’91
THANKS MIKE V.
TRICK OF THE DAY
STREET PLANTS
PRODUCT SCOPE
Thanks MIKE
Street PlantのホームページでSLAPPY BLASTを紹介してもらってます。限定のBarnyard Board5枚と他の商品をSLAPPY BLASTで買えるよ。的な内容です。因に今週末あたりにまた商品の入荷がありますので引き続きSHOPもチェックお願いします。また、今回は直接マイクと連絡を取り合いながら商品入荷を行っており、いろいろなことがありました。そこら辺の情報も追ってPOSTしていくのでお楽しみに!!
Thanks Mike!
PRODUCT SCOPE
Barnyard Reissue Board入荷!
大変お待たせしました! 昨年夏以来、当サイトでの入荷が止まっていたStreet Plantがドバっと入ってきましたので紹介させて頂きます。
まずはBarnyardのリイシューボードを若干数でありますが手に入れました。ちょうど1週間前に本国で発売され『問い合わせ殺到でサーバーがぶっ壊れた』っていうポストがあった、その時の5枚をストックしてもらいました。
それでもって実物ですが、89年にWorld Industriesからリリースされた風合いそのまま、間違い無しのダブルキックテールです。デッキ幅約9.5″でノーズが四角く突き出ている、あのシェイプです。
グラフィックはヒートトランスファープリントでインクのノリが非常に良いです。蛍光のオレンジとかベッタリとインクがのっていて発色も鮮やか。そして100枚限定のシリアルナンバー入り。マイク自身が手書きでナンバリングとサインを行っているという、コレクター泣かせな仕様になっています。
鑑賞用やコレクションとして保存しておくも良いですが、やっぱり乗りたいですよね。緑ボディに黄色刺繍のTHRASHER MAGAZINEキャップを被って、コンバースのハイカットを履いて、スクールヤードで大暴れしたい。Dinosaur Jrを聞きながら、今年の夏は…。
そんな気分にさせてくれるBarnyard Boardを是非ご堪能ください。ちゃんと幅が足りるように、11インチ幅のグリップテープも一緒お送りさせて頂きます。
その他、SLAPPY BLAST SuperStoreではSTREET PLANTのTシャツやBarnyard ZIP HOODIEも入荷しております。どのアイテムを少数の取り扱いとなりますのでお早めのご注文をおすすめします。
CLICK TO ENTER!!
PRODUCT SCOPE, SKATE TUBE
STREET PLANT
PRODUCT SCOPE
The NATAS and GONZ BOOK
UKのWEB MAGAZINE “indiegogo”によるキャンペーン企画。ナタス&ゴンズBOOK。
そう言えばの話ですが、当サイトSLAPPY BLASTもただ今ZINEを製作中ですよ.
ついでにGONZ& NATAS& TOMMY(GUERERRO)& MIKE(VALLELY)のTシャツなら
当店SlappyBlast SuperStore で販売中。残りわずか!!
PRODUCT SCOPE
SHOP NOW! : ストリートスケーティングの開拓者たち
ちょうど2ヶ月前にオーダーしたTシャツが昨日届きました!
もはや説明は不要だと思いますが、
マーク&ナタス&トミー&マイク = ゴンズ&カウパス&ゲレロ&バレリーということです。ハンドレールやストリープラント、ウォールライド…”ストリート”というスケートスタイルを創造してきた4人の開拓者ということですね。
マイク・バレリー運営するStreet Plantというブランドからリリースされていいます。
実は2ヶ月前に同ブランドからバレリーのダブルキックボードのグラフィックBarnyardやトランスワールド紙のCHECK OUTの写真がTシャツになって販売されており、それらをまとめ買いしてディスカウント交渉を行っていました。本国とメールでのやり取りだったのですが、突然音信不通になり、、、トラッキングナンバーの連絡もなく1ヶ月が経し、完全にリップオフな感じに。。。当然マイク・バレリー本人との交渉ではありませんできたが、本人のFBか何かで連絡してみようかと思っていたぐらいでした。ブラックフラッグのツアー中とかに「あなたのブランドのTシャツ買ったのに送られてこないんですけど」ってメールをチェックしてたら面白いな〜。なんてことを思っていた矢先、約40日ぶりに連絡が!
内容はこんな感じ
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ハロー! 元気?
ごめんごめん。実は事務所が移転してバタバタしててさ
それで、おまえがオーダーしてくれたTシャツだけど、もう全部在庫切れ。
来週あたりに新しいTシャツがあがってくるからそっちから選んでくれない?
それとも返金しようか?
ありがとう、ミックより.
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という驚愕の内容。
引っ越しして在庫なくすなよって思いましたが、
ま、陽気なアメリカンビジネスの洗礼を受けた感じですね。
そして待ちに待った新デザインがこれだったわけです。シンプル。1版。。。
シンプルだけど、超重要な4人の名前。みんな好き。いや大好き。
80年代はランプやボール専門のスケーターが多く、ビデオや雑誌を見てても「ランプやってみたいけどどこにあるのか知らないし」みたいなところがあったけど、この4人のパートはストリートが中心、むしろストリートだけ。だからすぐお手本にできたし、バンクでオーリーしたり、頂上でボンレスする街中スケートスタイルに興奮した人も多いと思います。また、街中の手すりを探してアーでもない、コーでもない話してみたり、コンクリートの膨らみを見つけて興奮したり、黄色い水道管見つけて喜んだり…、どこに行ってもスケーター特有の視点を楽しむことができるのもこの人たちのお陰だったり。と考えると、着ることの重みすら感じてくる訳です。
是非、このTシャツ着てストリートをプッシュしてもらいたいなと、思います。
SS SuperStoreにて販売中
先着10名様にはStreet PlantのオリジナルZINE & STICKER付き!
スティーブ・ロコと交わしたワールドインダストリーズ スポンサー契約書の原本や
1990年NEW DEALのTOUR DATEや10代の頃のインタビュー、そしてPoetryなど、
バレリースケートカルチャーが詰まったジン。やっぱりバレリーは最高だ!
どうせだったらTシャツのオーダー枚数分、送ってほしかったぜミック!
Element of Style, SKATE TUBE
ED & VALLELYのニュースクール時代
1990年、ニューディール在籍時代のマイク・ヴァレリー&エド・テンプルトン、まさに全盛期の頃のデモ映像。これは貴重ですね。エドのレイトショービットやビッグスピン、インポッシブルのアレンジと動きがまさにニュースクール。NEW DEALのロゴTが欲しくなります。。。そしてモリッシーのTシャツがおしゃれなヴァレリー先生。FLIP to バンクでグリッチョしてからのパフォーマンス……。それまで最高潮に盛り上がっていたギャラリーたちも一瞬凍りつきます。。(笑)
このお二方がNEW DEALを抜けた直後に立ち上げたTV、SALVAGEといったスモールカンパニーをやっていましたね。古着ワークジャケットにプリントして製品化とかDIY色が強くてかっこ良かったけど、すぐなくなっちゃいました。そして2人がサポートされていたシューズブランド、ZERO TWO SHOES。当時THRASHERにコマーシャルが入っていたけど、どれもMEAT IS MURDERなメッセージで非常にインパクトがありました。今見ると笑えますが、当時は本気でクールだと思っていた私です。
皮革やキャンバスではなく、アッパー生地全体がマジック(ベロクロ)テープの繊維状になっている画期的なスケートシューズでしたが、なにぶん柔らかい繊維質なもので、使い込むうちにオーリー足あたりが異様に毛羽立ってくるという。。
THRASHER MAGAZINE sept ’92
広告もこんな感じ、ブライアン・ロッティやショーン・シェフィもライダーだったので、みなさんお肉は食べない性質だったんだと思います。
TV、SALVAGE、ZERO TWOとも93年頃までには消滅してしまったような息の短いブランドでしたが、この間のヴァレリー&エドのコンビはパンクでいかしてたな〜、というアーリー90′sリスペクト記事でした。